Press Roomおしらせ
岡山理科大学
201706/15
事例紹介
コミュニケーション力を養い、助け合い、学び合う仲間づくりへ
■導入の背景
岡山理科大学様では、学生の主体的な学びをサポートしていくために、新入生全員を対象に仲間づくりを目的としたオリエンテーションを行っています。従来から学外の宿泊施設で1泊2日の合宿を実施されていましたが、それに加え、新しいアプローチでの研修も試みることになりました。
■課題と提案
特に工学部では、実験・実習が多く、誰とでもグループを組んで協力する姿勢が求められます。全国から集まってくる学生たちが、それらにスムーズに取り組めるよう1年生の段階から、大学での学び、すなわち主体的で深い学びを促すために、お互い助け合うような仲間づくりが必要ではないか、またそれにより、よりよい学びや大学生活にも繋がっていくのではないかと考えました。
そこで、「コミュニケーション力を養うことで、仲間をつくり、モチベーションを高め、それを継続させる」という課題に対して、弊社では、『自己の探求』を提案いたしました。
グループをつくって、さまざまなグループワークを行うこのプログラムでは「人間関係づくりのコツ」を見つけることができます。参加者が相互理解を深めることで目指す数種のプログラムを体験すると、学生の多くは「自己紹介は難しくない」、「共通の話題を見つけると会話が弾む」といった気づきを得るようです。初対面の人との向き合い方を自分なりに体得できれば、グループ外の人との交流のハードルも下がります。
また、このプログラムには、グループや個人による発表の機会もあるため、教室にいる人が互いの存在を認めあう温かな雰囲気が生まれます。聴きあったり、伝えあったりする経験を通して、学生に「ここが自分の居場所である」という安心感と自信を持ってもらい、授業や実習に臨む姿勢を整えてもらいます。
■取り組み内容(活用した商品)
・『自己の探求』
※工学部(希望学科)、総合情報学部の2学部で実施。『自己の探求』をカスタマイズして1日半で行い、半日を時間割作成にあてている。
■お客様からの評価
✔プログラムを経て学生同士が打ち解けた中で時間割作成を行うので、相談しやすい雰囲気で取り組めている。
✔実施前は大人しかった学生たちだが、プログラム実施後は教室の雰囲気もにぎやかになり、グループワークに抵抗なく取り組むようになった。
✔『自己の探求』が自己理解を深め、自分の持ち味に気づく機会になることを実感。学生寮に入った人向けのチームビルディング(入学生対象)、就活準備のための研修(3年生対象)にも活用するようになった。